ここ数日、顔にかゆみが生じ、それ故によく眠れていない。
かゆさに目を覚まし、
枕元のカポの白い毛が青く映る時間、高校時代の思い出がよぎる。
越境入学した私は、一年間下宿していた。良い思い出はあまりないが、
顔が綻ぶ思い出と言えば、猫がいた事。
ある夕方、学校から戻ると、部屋の引き戸が開いている。
不思議に思って、部屋に入ると、ベッドの上で三毛猫が子猫をあやしていた。
すでに子猫は大きくなっており、私の部屋を夜を過ごす場所と決めたみたいだった。
それからは、毎夜、どこからか親子猫達は、やってきて
当たり前のように引き戸を開け、子猫はカーテンによじ登ったり遊んでいる。
静かになると決まって三毛猫と一緒に寝息をたてている。
私がベッドに入っても一向に構わないようで
枕元で寝ている三毛猫の不思議な毛並みをじっくりと観察できた。
耳のふちは黒、茶色の毛には虎柄が入って、お腹は白。
シッポは短かった。
そして朝方になると、猫達は、するりと戸を抜け去って行く。
身のこなしは、とても凛としていて、白い毛が青く反射し
朝の静けさと共に、くっきりと思い出せる。
子離れが終わってもこの三毛猫は
時折、私の部屋を訪れた。半年ほどの付き合いだったけど
大嫌いだったあの場所も、猫がいた時間だけは
大切な場所になるのです。
三毛が恋しくて
こんなシリーズを発見、この中から一点、衝動買いしてしまった。
来週、お店に取りに行ってきます!楽しみ
